メキシコの15歳

15のことを、スペイン語ではキンセ(quince)、歳はアニョース(anos)。
女の子は産まれたらすぐに耳にピアスをつけて、15歳の誕生日で成人したということになるそうです。

15歳の女子の誕生日は、とても盛大。
(対して男子は18歳で成人らしいのですが、特に行事なし。)

メキシコでとぎどき、教会や歴史的建造物の前で、
綺麗なカラー・ウェディングドレスを着た女性が
カメラマンに写真を撮ってもらっているのを見かけます。

『結婚式の前撮りかな~?あれ、花婿さんが居ないな。
お嫁さん痩せてる~。妖艶。』
と、思っていたら
それはキンセ・アニョースの記念写真でした。

『えー、うそ。あんなにメイクばっちりで、胸も大きいのに?』
(わたしの15歳・・・山猿でした。色気皆無のバレーボール部。)

メキシコの結婚式は、花嫁さんのウエディングドレスは白と決まっているそうです。
だから、カラードレスのお嫁さん風の人は、みんな15歳の誕生日の女の子!
・・・見えない。15歳には見えない。


そういえば、日本のテレビ番組でみたことがありました。
大きなウエディングケーキのようなケーキを準備して、盛大なパーティをしていましたっけ?
ひとり結婚式みたいな。

と、メキシコマダムに聞いたら
「あれはメキシコの伝統だけど、最近ではその娘の意向を聞いてからするの。
 うちは違ったのよ。」
「お宅の娘さんはどうなさったの?」
「うちは、上の娘の希望は『家族でカリブ海クルーズ』。
 真ん中の娘は『私たち両親とヨーロッパ旅行』。
 いちばん下の娘は、とても親孝行で
 『15歳のパーティ、ただし身内だけで。友人、近所ほかは無し。』」

「ふーん。旅行なんて良いわね。家族の思い出になるし。」
「でも、メキシコで海外旅行できる人は、そんなにたくさんはいないの。」
「息子さんのときは?」
「普通の誕生日のパーティ。本人も『男子は損だ。』と言ってたわ。」
やっぱり。

いちばんきれいな時に写真が残るのってうらやましいな。
日本だったら、結婚式のお嫁さんでしょうか?
招待されている人もみんな笑顔で、結婚式の写真って良いですよね。


グアナファトの世界遺産の教会で結婚式して出てきたお嫁さんも、すごく綺麗でした。
日本語で「おめでとう。」って声をかけたら、
ニコニコして手を振ってくれました。

人の幸せって良いですね。









by Taseirap | 2014-02-04 02:25 | こどもたち | Comments(0)

メキシコと日本の暮らし


by Taseirap