大の男が4人とこどもがひとり(上)

家のいつもよく使うBano(バニョ=バスルーム&トイレ)が壊れました。
一番熱いお湯の出るところ。湯沸かし器の真上のバニョです。

メキシコの我が家には、1階にトイレが1つ。
2階にはバニョが3つ、それぞれの部屋についています。

豪華なのを想像してはいけません。
ドアを開けたら、そこに狭めの一部屋。
床はタイル(防水加工なし?)、隅に白い便器がボン。洗面台がボン。
壁にシャワーがあって、床面はコンクリートで作った四角い段で囲ってあります。
シャワーカーテンをつるす金具が天井近くに設置。いたってシンプルな作りです。

今回は、床のコンクリートの段の部分のタイルがはがれ、
覗いてみたら、中のコンクリートが溶けて少なくなっていました。
小さい虫もウロウロし始めました。

日本語のわかる仲介不動産屋さんに連絡して、大家さん(スペイン語オンリー)に相談してもらい
直すことになりました。

ほどなく、玄関のブザーが鳴り、大家さんと大工さんが見に来られました。
2人に見てもらって、大工さんが
「タイルをこの大きさで切るから、サンプルに持って行っても良いか?」
と、1枚タイルを剥いで帰られました。

工事の約束の日、大工さんが自転車で来られ、
「今日は都合が悪くなった。来週の土曜日はどうか?」
「良いですよ。」

土曜日、来られません。『あれ、聞き間違えたかな?明日かな?』
日曜日、来られません。

不動産屋さんに連絡して、また、曜日を決めました。
その日になって、終日自宅待機。来られません。

大工のおじさん、タイルもったまま姿が消えました。

この時点で、軽くひと月が経ちました。




by Taseirap | 2014-04-28 00:43 | 海外赴任の苦労 | Comments(0)

メキシコと日本の暮らし


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