Tea's room あっと Japan

メキシコと日本の暮らし
自尊心
メキシコに限らず、
「外国人は、私たち日本人に比べ、自尊心が高い(気がする)」
と、時々聞きます。

でも、私はそんな風に思ったことはありません。
日本人も普通に高い(笑)

何故そう思われたのか伺うと、
「日本語が話せるというから、どれくらい話せるかと思えば、
自分のスペイン語より話せない。」

「仕事であれもできる、これもできる
と言うから信じたら、できるうちに入らない。」

なるほど。
自己評価の基準が日本人と違うということですね。

甘い、弛い。
謙虚さがない。

(というより"日本人的謙虚さ"自体が、
彼らには『?』
自分の悪口を自分が言うの? 
何のために?
れは変でしょ? )

"彼らの言うことを信じた"とは
"彼らと自分の常識が同じだと、勝手に思い込んでいた"
とも言えますね。

若干のズレを修正しながら、
お付き合いしても よろしいかも。


この自尊心の高さ。

その理由は、
「小さい時から、家族にとても愛されたからだと思います。」
と、仰った方がおられました。

確かにそれもあるでしょう。

私はそれに加えて、キリスト教の教えも
あるかと思っています。


私たち人間は、ひとりひとり
神様が手作りされた唯一無二の存在。

「こんな身体で、こんな心で、良いかな?
うん、なかなか上手くできたね。
人生の時間はこれくらいあげようね。
限られた時間だから、しっかり楽しむようにね。
貴方は私が大切に作ったのだから、それを忘れないでね。」

と、私はこの世に送り込まれた。

そう信じていれば、自尊心=宗教心でもあり、
ハートが強いはずです。

自我、自己主張と自尊心はよく似ていますが、
全く違うと思います。


昔、長男が幼稚園の頃、
幼稚園バスで通っていました。

バスにひとつ上の、"乱暴者(5才)"と評判のこどもがいて
彼は自分が降りるときに、
座っている子のぽっぺたを、順番に叩いて降りていました。

突然ぶたれて、ビックリして
息子たちはバスから降りてきました。

表情が変なので、どうしたの?と聞いたら
「〇〇君がぼくを叩いた。
降りるときに、みんなを叩いた。」

「ぼくは、お母さんの大事なこどもだから、
誰もぼくを叩いたらダメ。」
と、4歳の長男が大きな声で言いました。

バス停のお母さんたち、
みんなとても驚きました。

私も思ってはいても、そんな風に
教えた覚えはありません。
彼は、自分なりに、突然の出来事を
あれこれ考えたのでしょう。


よその女の子のお母さんが、すぐに園まで
連絡してくださったそうで、
その子の行いは止まり、バスに平和が戻りました。

後で知りましたが、
その頃その子のお父さんは失業中で、
昼間に家にいて
「うるさい。」
と、こどもを叩くこともあったそうです。


いまも、
世界では不当な扱いを受けている
こどもたちがたくさんいます。
爆弾の落ちてくる空の下、そこでしか
生きることを知らないこどもたちがいます。

自分を包む透明な恐怖の檻。
その中から、
彼らはちゃんと言えるのでしょうか?

ぼくはお母さんの大事なこどもだから、
誰もぼくを叩いたらダメ。
誰もぼくを殺したらダメ。
みんなでぼくを大事にしないとダメ。


メキシコの青い空を見上げながら、
全てのこどもに生まれつき備わっている自尊心を
壊そうとするものを憎みます。








by Taseirap | 2015-03-22 07:36 | こどもたち | Comments(0)
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