Tea's room あっと Japan

メキシコと日本の暮らし
大学院の卒業式
今回の一時帰国の一番の目的は、長男の院の卒業式。
弥生下旬にありました。

思い起こせば、十何年前、彼の中学校の入学式で、校長先生は、

「私は、皆さんに"おめでとう"と言いません。
"おめでとう"ということばは、卒業式の日に言います。
入学式と卒業式とでは、卒業式の方が遥かに大切です。
皆、入学するときは希望に燃え、やる気満々ですが、
それが日常となるとうみ疲れ漫然と生きます。
中途で挫折することもあります。
無事に卒業の日を迎える為には、家族の応援はもとより、
生徒自身の日々のたゆまぬ努力が必要です。
君たちにはそれができますか?」

と、言われました。

浮かれ気分に水をさす、非常にありがたいお話でした。

それ以来、卒業を"普通のこと"、"当たり前のこと"
とは思わないようになりました。
アホ息子を辛抱強くお導きいただき、
とても感謝致しております。


さて、2年前の大学の卒業式では、たしか
「タフなリーダーになれ。」
と、訓辞されたような…?

(年齢と共に記憶力が低下。最後の部分しか覚えていません。)


大学院は博士過程と修士課程の両方なので、さて
何をお話いただけるかしら。
わくわく!

学長先生の仰るには

現代社会において、知性の置かれている現状は厳しい。
社会の余剰幻想と短期的思考の元、
『富』のように見えるものを追い、
現状の延長上の組織・思考だけの社会は脆弱である。
社会における知性の再興が必要だ。

知性が置かれるのは長い時間軸であり、
知識は時代と場所を超越する。
永遠に完結しないものである。

タフでグローバルであれ。


ー (;´∀`) 違っていたらすみません。

答辞を述べられた博士課程の首席の方は
「我々は"知の巨人"の肩の上に乗って研究を進めていると言われている。
が、ともすれば知の巨人と戦っているような気がする。
『新しい発見だ。』
と喜べば、既に発表されたものであったり、
『やっと研究成果が出た。』
と論文にするうちに、誰かが先に世に知らしめている。」

知の世界は厳しい。
時間軸が一般人よりも長い。
けれど、速い。
 

人間が古代より求めてきた真・善・美。

理系の卒業式だったので、主に"真"でしょうか。
卒業しても、はてしない道の入り口に立っているような…。


『うちの子、どうするのかしら?』
と、非常に心配です。

果敢に知性を研くタイプにもみえませんが、
時間に関係なくひたすら実験を繰り返す日々。
(報酬もなく)
・・・仕方がないですね。
乗りかかった舟(産んだ子)なので、もう少し付き合いますか ( ;∀;)


ちゃっちゃと、勇気をもって、
人生の次の駒を進められるお宅がうらやましい。
我が家も皆それなりに努力しているつもりなのですが、不足ですね。

反省点に気がつき現状がみえて、
良い卒業式でした。

人生の to be continued 。



by Taseirap | 2015-04-10 07:30 | こどもたち | Comments(0)
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