むかしのおなご(女性)先生

わたしの面白い(?)方の祖母。
大阪の船場の生まれです。
(真面目な方の祖母もおります。二人とも亡くなりましたが。)

いつも色々なことを話してくれました。
女学校の頃の話。

「わてが女学校のころなぁ、おなご先生が黒板に字 書かはってん。
 それがえらい ちい(小)そうて。
 みんな
 『見えまへん。見えまへん。』てゆうたら
 先生が
 『見えまへんとはなにごとですかっ!』
 て 怒らはって
 『みえしまへん、おいいやすっ!』
 ゆうて、えらい剣幕や。えらい怒られたわ。」

「”みえまへん”と”みえしません”ってちがうのん?」
と、祖母に聞いたら
「せや。せやな。先生がおいいやすのやさかい、間違いおへん。」


私が小学校の3年生の時。
新卒3年目の女性の担任は、
「私のお家では・・・・お母さんが・・・・お父さんが・・・。」
と、作文を読んでいたら
「自分の家のことは、”おうち”とは言いません。”家”と言いましょう。
”お父さん””お母さん”は、”父が””母が”と、言いましょう。」
と、教えてくださいました。

3年生は、そろそろことばを替える年齢だったのでしょう。
敬語など、こどもにも分かるように教えてくださる素敵な先生でした。
少しこわかったけれど。


長男が小3の時、受け持っていただいた中年の先生は
「家庭訪問の時には、玄関先で失礼します。」
と、事前連絡があり
『まあ、そうは言っても・・・。』
と準備していたら
本当に上がられず
「○○君の良いところは、~です。が、悪いところは○○。△△。■■です。」
と、述べて帰られました。

『担任して短い間に、まぁよく理解してくださって、スゴイな~。』
と、とても頼もしく思っていたら
よそのお母様には不評だったらしく、学校に訴えられた人もおられ
翌年には、より郊外の学校に転任されました。

教科教育にも実力があり、生徒指導もブレのないすばらしい先生でした。
とても残念で・・・。
表面的な事に囚われる保護者がなんと多いことか、と思いました。
保護者と教師の信頼関係は大切ですが、その信頼は
「お互いがこどもの健全な成長を願う立場である」という前提のことであって、
なあなあと仲良くすることではありません。

”悪貨は良貨を駆逐する”
ということが多いのが公立学校の一番悪い面だと感じました。

表だってクレームを言う保護者の影の、物言わぬ層はほとんどが支持層です。
そのあたりのことを、上層部の方はしっかり汲み取ることをしていただけたら
助かります。

長男が小学生の時は、1年ごとにクラス替えがあり
『最近の小学校はそうなのかしら?』
と、思っていたら、二男は2年ごとのクラス替えでした。

つい最近、
「(上の子のときの)1年ごとのクラス替えは、保護者にクレイマーの
お母さん達がいて
『あの子と離してください。この子と離してください。』
ばかり言われたそうよ。
最後にはその子だけのクラスでも作らないとどうしようもないくらい
NG児童が増えたみたい。
だから、私たちの子どもは毎年クラス替えだったのよ。」
と、聞きびっくりしました。

言ったもの勝ち ?

わたしは、ちょっと違うと思いますよ。

それは多分
ひいきの引き倒し、です。









だれでも、わが子が嫌な思いをするのは腹が立ちます。
でも、その経験も込みで学校です。

ほんとうに辛い思いをするのは子どもだから、親もそれはそれは苦しいですが、
嫌な人は人生で次々現れます。

出会ったその時に、どのように対応するかを
親子で小さい時からしっかり学んで実践して
もっとすごい敵が現れても、何とかできるようにがんばりましょう。

本当にすごいモンスターに出会ったら、全力で逃げましょう。
小者なら、戦う練習台にしましょう。
そして、相手との接点や少ない(笑)長所を見つけられて、なんとか仲良く
学校で過ごせるような強かなこどもに育てることも大切です。


学校で、先生と戦うは愚かなことです。
子どもと戦うも愚かです。

よくよくのことがあれば別ですが、
なんとか仲良くしませんか?

学校は期限付きの練習の場です。
修練の場とも言えます。



難しいですが・・・。


by Taseirap | 2015-11-14 07:30 | こどもたち | Comments(0)

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