間違いだらけの英語
2015年 12月 22日
『英語をちゃんと習いたいな~。』
と、思いながらなかなか通えずにいます。
でも、先日、外国の人と酒蔵巡りをして
ふと気づいたこと。
外国の人に日本の宗教や宗教観を説明するむずかしさ。
例えば、神社は「シュライン(Shrine)」、
寺社は「テンプル(Temple)」。
ここまでは良し。
ところが、彼らその二つの違いを尋ねてきます。
templeのブッダは有名ですが、神社の説明が難しい。
そもそも神社には ご神体なるものがあるはずですが、
『ご神体』って一体なんなの?
伊勢神宮のご神体は、天照大御神を象徴する
「八咫の鏡(ヤタノカガミ)」。
大きな円形の鏡で、裏の文様が太陽が八方に
光を放つ文様だそうです。
・・・鏡か。
熱田神宮のご神体は、
「草なぎの劍」。
・・・剣か。
ある神社は、岩(?)。
またあるところは、山(?)。
そもそもご神体というものは、
神霊が宿っているもの(御霊代:みたましろ)。
「神さまはそこにいるけれど、その実体はない。」
らしい。
いままでは、
「日本にはたくさんの神様がいるのよ。」
と、誤魔化してきました。
物凄い間違いでしたね。
そもそも、ゴッド(God)は唯一神なので、
「これも神様、あれも神様。トイレの神様、野球の神様。」
的な説明を、
外国の人が理解できるわけがありません。
ところで、広島の西条には『松尾神社』という
『酒の神様』がおられるわけです。
(『酒の神様』バッカス。いかにもありそう。
と、罰当たりな感想。)
そもそも、酒の三大神様は、
◎大神神社(おおみわじんじゃ)
:奈良県桜井市三輪 古い
◎松尾神社(まつおじんじゃ)
:京都市西京区嵐山宮町3 701年~
◎梅宮神社(うめみやじんじゃ)
:京都市右京区梅津フケノ川町30 836年~
西条の松尾神社は、1926年にお招きしたそうです。
先日ご紹介した英文パンフレットには
なんて書いてあるのか?
カンニング。
Matsuo Shrine:
The guardian spirit of sake in Saijo,the City of Sake.
(酒のまち西条の酒の神霊の保護者)
Spirit(スピリト)!
不可算名詞
(肉体・物質に対して人間の霊的な)心。
(人体と離れた)霊魂、幽霊、亡霊。
(神の)霊、神霊。
神、聖霊。
(天使・悪魔などの)超自然的存在。
ゴッド(God)ではなくスピリト(spirit)。
ためしに、そのまま遣ってみたら、外国の人たち即納得。
やった、次からこれで行こう。
ところで、スピリト単発ではなく、
「ガーディアン・スピリット」とつなげて言った方が
良いのでしょうか?
”ガーディアン”って、”保護者”よね。
冠詞は、ザ(the)か…。
(英語のできない子はこの辺もモヤモヤするの。)
ま、いいか。
”The guardian spirit of ○○。”
で、これからは乗り切ろう。
〔おまけ〕
今日は冬至。
柚子はいっぱいあるから、お風呂にいれちゃおう(*´∀`)♪
かぼちゃは無いけれど、昨日圧力鍋で作って
お肉までとけたカレー。
大量。
どうしたろうかしゃん。
かぼちゃも足してみようかしゃん。
by Taseirap
| 2015-12-22 07:30
| 日本からの便り
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