映画『お早う』

昨日 何気なく点けたテレビで、映画『お早う』をしていました。
少しだけ見るつもりが、ひきこまれてあっという間に最後。
デジタル復刻版で放送されていたので、色彩鮮やか。

1959年公開の小津安二郎監督。

あ、東野 栄次郎だ。

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若い

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この人は、笠 智衆。上品なハンサムさんね。


家の中には、ホーローの鍋、缶、やかん。
ご飯を入れる木のおひつ。
火鉢に籐の椅子。
インテリアが、いまでいう昭和レトロ。
とってもとっても可愛い。

時代的には、
テレビを買うかどうかを話したり。
自動車を売っている、というセリフもあったり。
高度経済成長の雰囲気。

でも、”もうすぐ定年”とか”若いのに失業中”とか
微妙漂うに不景気感。

だれも家に鍵をかけず、隣の酔ったお父さんがガッチャっと開けて
「ただいま。」と帰ってくる。
よその奥さんに
「ああ、これはこれは。お留守番ご苦労さん。
うちのやつはどこに行ったのかな?」
すぐに『自分が間違えた』という発想が出ないみたい。

(現代人て もしかして謙虚という名のもと、ビビって生きているのかしら?)

男の子の兄弟がペアのセーター着ていたり、
佐田啓二がマフラーがわりにセーターを首にかけて、その上にコートを着たり。
久我美子のハイヒールのかかとがすごく細かったり
とてもおしゃれにみえる。

ナショナルテレビを買ってほしい兄弟が、口を利かない反抗をしても
「静かでいいわ。」
と、大人は静観。

いろいろ、いまの目線で見たら突っ込みどころ満載。

でも、どこか上品でゆっくり。
お母さんたちは着物姿、お買い物に行く時のかごも小さい。

昭和の駅や川土手は、知らないので全く懐かしくない。
ひたすらとても目新しい。

今まで食わず嫌いでしたが、小津安二郎 これから観てみようかな。






by Taseirap | 2015-12-17 07:30 | 日々の暮らし | Comments(0)

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