千駄木『ふくの湯』

10月10日は、銭湯の日。
銭湯では、様々な企画があるみたいです。

文京区の千駄木。
『ふくの湯』では、先着200名にタオルを下さるそうです。

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デザイナーズ 銭湯(?)
きれいなレトロ風銭湯で、BGMはジャズ。
良い感じです。

夏目漱石の『坊っちゃん』の最後の一文
「だから清の墓は小日向の養源寺にある」
(日本一美しく優しい"だから"の使い方)
の、養源寺も近い。

『ふくの湯』の場所は、
『吉祥寺』という寺の近く、とういよりも
『駒込病院』の近くと言った方がわかり良いですね。


武蔵野の天然井水を使用した浴室は二つ。
『弁財天の湯』は生薬を中心とした薬湯。
『大黒天の湯』は三朝温泉モデルの人工ラジウム温泉。
ボディジェットやエステジェットバスもあります。
男女は日替りみたいです。


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文の京
坂と銭湯
ゆったり巡り
(文京浴場組合)

確かに、文京区で見かける自転車は、
アシスト機能付きが多い。
坂が多いですよね。

文京浴場組合には、六つの湯。
千駄木林町の『ふくの湯』
丸山福山町の『富士見湯』
戸崎町の『白山浴場』
小石川表町の『歌舞伎湯』
大塚仲町の『大黒湯』
目白台豊川町の『豊川浴泉』

それぞれが個性的で、時間があれば回ってみたいです。


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small & gorgeousなお湯でした。


☆『ふくの湯』
東京都文京区千駄木五丁目41-5
入浴料 460円。
浴室には、シャンプーとボディソープあり。
営業時間
平日は、11:00-24:00
(土)(日)(祝)は、8:00-24:00






湯上がりに、ご年配の奥さまたちが
「最近肌寒くなってきたから、お湯に来たら
良かったわ。体が動くわ」
「私は、最近寝つきが悪いのよ」
「病院で睡眠導入剤をもらったら?」
「もっと良いのがあるわ」
「なに?」
「界面活性剤よ」
「・・・。(誰も笑わない)」
「平均寿命までは元気に生きなくちゃ」
「おいしいジュースにでも混ぜてもらって…」
「ジュースじゃだめみたいよ」

なかなかブラックな会話が飛び交う。

やはり、よくニュースでやっている
横浜の病院のお年寄りがお亡くなりになられた件が
気になるみたい。

「それにしても、いくら年寄りでも
『亡くなる人がちょっと多いなぁ』
とか、気がつかないもの?
誰もなにも思わないの?」
「私、最近 ご飯食べに行かなくなったのよ」
「あらそぉ?誰か、看護師さんとかさ」
「前は週に2回は行ってたけど、今は1回行くかどうか」
「パルコの裏の…」

延々続く会話でした。

by Taseirap | 2016-10-10 07:30 | 東京 | Comments(0)

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