じゃがいも考

アンデス山脈が原産地といわれるジャガイモ。

メキシコでは、スーパーマーケットに
赤い皮色のジャガイモが普通に売られていて、
『おおー、南米。』
と、思いました。

(正確には、メキシコは中米。)

大雑把な性格で、ジャガイモは
『男爵』と『メークイーン』と
『安芸津の赤じゃが』の
三種類だと思っていました。

たまに赤い皮色のジャガイモを見かけても、
『あ、あれはテレビで見たやつだ。
アンデスでは、凍らせて潰して晒して戻して
食べておられた。
毒素を抜かないと食べられないからね。』
と、こっそり敬遠。

『でも、どうしてスーパーで気軽に売るのかな?』
と、不思議でもありました。

品種改良してあって、特段の手間なく食せるのを
メキシコで知りました。

『なーんだ。
じゃあ、一丁 チレ(唐辛子)にも挑戦するか!』

と、何十種類もあるチレに取り組もうとしたら、
中には手袋をして扱わないといけない
劇物もあると聞き、きゃあ (゜ロ゜;ノ)ノ

小さいものほど危ないそうです。
緑色の大きい物は、さほどのブツではない。

前から思っていましたが、『ピーマンの肉詰め』
あれって、南米の青いチレに
挽き肉を詰めた『チレポブラーノ』を
日本に持ち込んだのではないかしら?

違う?
日本では、誰が考えたのか?
不思議です。

あ、本題から逸れました。
今日はジャガイモ。

ジャガイモは、
(既出ですが)原産地は南米のアンデス。
16世紀にヨーロッパに伝えられました。
初めは観賞用。
やがて、飢餓を救う作物として急速に普及。
日本へはオランダ人によってインドネシアの
作物として伝来。
ジャガタラ(ジャカルタ)の芋→じゃがいも。

馬の首に着けていた鈴(馬鈴)に似ていたことから、
馬鈴薯(ばれいしょ)とも呼ばれました。

明治時代に川田男爵が紹介した『男爵いも』。
大正時代に導入され、昭和30年代に
人気になった『メークイーン』。

家で作る料理にも、流行がありますから
食材である野菜も流行り廃りがあるのでしょう。
野菜農家の人も大変ですね。

先日、お米農家の人から、
「このお米は3回研いだら十分ですから。
それ以上研いだら、旨味が出ますから。」
と、言われました。
消費者も、Up to date が、大変です。


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じゃがいもは、世界には2000種類も品種があり、
改良により益々増えているそうです。

品種は、花の色、いもの形状、皮の色、肉の色で、分類。

ですが、私は"皮の色"と"肉の色"で
三種類とします。
(1消費者の個人的な見解です。)

皮が、茶色系か赤系か。
肉が、黄色か赤色か。

男爵いもは、外は茶色系で中身は黄色。
デストロイヤーは、赤色系で黄色。
シャドークイーンは、赤色系で赤色。

皮が茶色で、中身だけ赤色 は、無いみたい。

中身が赤いのは、アントシアニンを含むから。
健康に良さそうです。

皮が赤いじゃがいもだけでも、
インカのひとみ、さやあかね、タワラヨーデル、
ディンキー、花標津、アイノアカ、ノーザンルビー、
インカレッド、シェリー、スタールビー、
ジャガキッズレッド、ベニアカリ、ベニマル、
レッドアンデス、ロザンナ、レッドムーン、
ヨナ、レッドカリスマ、シャドークイーン
等など。


じゃがいも博士になって、
「シェリー?
それなら ポトフになさったら?
皮が薄いから、剥かなくても大丈夫よ。

なんて言えたら、素敵。
・・・だろうか?

そもそも『じゃがいも博士』自体が、"素敵"からハズレてる?
あ、野菜ソムリエって言うのか!

物は言い様ね。

じゃがいもソムリエ。

いかが?


by Taseirap | 2016-11-15 07:30 | おいしいもの | Comments(0)

メキシコと日本の暮らし


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