とっさのスペイン語

帰国して、
スペイン語と全く関係ない生活に戻り、
冷静に振り返ると…

生活に必要だったスペイン語は、限られていた。


私たちは夫婦で個人授業を受けていたので、
ゆっくり初歩から文法や単語を学べて、
それはそれで とても良かった。


『これ、それ、あれ』が、複数になったり、
目的語になったり した。

けれど、何だろう? 

浮世離れ。

生活に密着してはいない。


ある日、語学学校の美人先生に
「レストランで、なんて言ったら良いか分からない。」
と、言ったら
レストランごっこをしてくれた。

先生がメセオになって
「いらっしゃいませ。」
私たちはお客で
「こんにちは。」

予約はしていますか?
いいえ、ありません。

メニューは、英語のを持って来ましょうか?
はい、お願いします。

延々、レストランの設定で会話して、とっても楽しかった。


メキシコのスペイン語学校さんは、
学生ではない赴任者や家族には、
『場面設定型の日常会話』を、練習させてくださったら良いのに。

会社、美容院、スーパーマーケット、学校。
デパート、大家さん、不動産屋さん、病院。
タクシー、飛行機、旅行、ホテル。
スピード違反、強盗、誘拐。


それぞれの場面で必要な言葉があったはず…。

暇なので、基本例文を考えてみようか、
とも思ったけれど
スペイン語がよく分からないから、やめます。


でも、サービスでひとつだけ

No esta mi pasaporte !!
ノ エスタ ミ パサポルテ!!
(私のパスポートがない!!)


かなりのピンチ。

財布(カルテラ)、鍵(ヤベ)、
チケット(ビジェテ)、
携帯電話(テレフォーノ セルラール)
にも応用できます。



ついでに、

socorro !
ソコロ!
(助けて!)


とっさのスペイン語_c0325278_16475158.jpg
紫式部



by Taseirap | 2016-11-18 07:30 | スペイン語 | Comments(0)

メキシコと日本の暮らし


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