浮き世風呂

とある温泉の脱衣場で、
ご年配の奥様方がお話しされていた。

「あー、やっぱり温泉は良いですね。」
「ほんとうに。」
「どちらから来られたの?」
「車で一時間くらいかしらねぇ。」

具体的な地名を言わない、上手いかわし。

「そう。私は○○よ。」

個人情報なんて気にしない時代のおおらかさ。


「温泉はよくいらっしゃるの?」
「私はね、日本はあまり知らないの。
ハワイとアフリカばっかり行っていたから。」

アフリカ?
どうしてハワイとアフリカ?

相手の奥さまは何も聞かれない。
私の聞き間違いかな?

「昔から、ハワイとアフリカしか行かなかったの。」

繰り返された!
やっぱりアフリカだ。
アフリカにどうして行ってたの?
アメリカの間違いかな?
気になる。

「それにしても、あなたきれいな髪ね。」

違う第三者に声かけてる。
私のアフリカ問題はどうなる?

「ありがとうございます。
私は昔から若白髪で、中年期から髪が薄くなって、
どうしようと思っていたけれど、
『リアップ』を使いだして 増えたのよ。」

「きれいな白髪よね。」
(繰り返す傾向あり。)

「大正製薬の『リアップ』よ。
「え? ルアップ?」

微妙にフランス語に寄るあたり、やっぱりアフリカだろうか。

そのマダム・リアップに、別の奥さまが話す。

「▲▲さんね、春から家で赤ちゃんの守りするんだって。」
「まあ。どこの赤ちゃんを?」
「孫の子ども。お母ちゃんが働いているから。」
「奥さん、80過ぎでしょう?
それで、ひい孫の子守りするの?」
「そうよ。あそこのお嫁さんも、働いているから。
『私は、孫はみれません。』ですって。」

「まあ、どうしたひどい話ね!誰が悪いんね。」

さあ。
誰じゃろ ┐('~`;)┌


それにしても、女性はいつまでも
子守りをしないといけないのか。

▲▲さん。
よほどの子育て上手なのか、
優しいのか、お元気なのか。

まだ赤ちゃんだから、
『ひいお婆ちゃんと一緒に、ゆっくり寝ておきなさい。』
的な?

可愛いけれど、ハイハイしだしたら、
目が離せないですよ。

でも、逆に 仕事を任されて
ひいお婆ちゃん、若返っちゃうかも。
赤ちゃんは、可愛いし、柔らかいし、最高よね。

泣いても耳が遠ければ、聞こえないわ~。
好都合。


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by Taseirap | 2017-03-16 07:30 | 日々の暮らし | Comments(0)

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