Tea's room あっと Japan

メキシコと日本の暮らし
八朔を剥いて待つ
結婚したてのころ、社宅に住んでいました。

社宅というと、窮屈な印象があるかも知れませんが、
私は楽でした。

車の運転が下手で、入居してすぐに
サイドミラーを壁にぶつけてしまいました。
グラグラになったので、
ガムテープでグルグル巻いて固定しました。

その一部始終を、ベランダから目撃され、
御近所の奥さまに すぐに本性がバレました。
以来、可愛がってもらいました。

「もっとしっかりした人かと思った。」
と、よく言われました。

ところで、
歳上の奥さま方には、
幼稚園や小学校の子どもさんがいます。

午後のお茶会をしていると、
皆さん、突然八朔を剥き出す。


c0325278_17010693.jpg


???
つられて、剥く。

すると、子ども達が
「ただいまー。」
と、帰ってくる。

よその子も、
『うちの母ちゃん、今日はここだろう。』
と、勘で帰ってくる。
(笑い声が聞こえたらしい。)

手を洗って、お母さんやおばちゃん達の
剥いた八朔を食べる。

「今日、宿題多い~。」
「マラソンの練習した。疲れた~。」

子ども達は思い思いの事を話し、
お母さんは
「へー。」とか「まあ。」とか、適当な相づち。

若いお姉さんだった(はずの)私だけが、
真剣に聞いてあげた。

でも、子どもたちの食べるスピードが速くて、
剥く方も忙しい。

また別の日は、ドーナッツを揚げたり、
たこ焼き焼いたり。
もちろん、買ったおやつの日もあったけれど、
帰ってきたら、まずはご褒美。

笑顔に戻してから、宿題だった。

『これは良いシステムかもしれない。』

子どもが生まれて大きくなったわが家も
『ただいま→ご褒美』システム。

でも、その弊害も。

うちの息子は、八朔やデコポンなど
柑橘類を自分で剥いて食べたことがありません。

小学校の給食で出たときに、何回か剥いただけ。

この前、蜜柑も「剥いて。」と
平然と言い放ちました。

叱りました。

小さいときは、
「手がみかんになる~。」
と、泣いて
("手に匂いがついてとれない"の意。)
可愛いかったから、つい大目にみましたが、
さすがにマズイでしょ。

先日、バッタリあった先輩奥さまに尋ねてみたら、
30歳、3人の子持ちのハーちゃん(男性)も、
まだ自分では剥かないそうです。

三つ子の魂、百まで。

ハーちゃんにとって、八朔はお母さんが剥くもの。
今でも、大好物なんですって。

…まあ、もういいか。
ほかの部分で、しっかりがんばってね。


by Taseirap | 2017-03-28 07:30 | こどもたち | Comments(0)
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