息子と『晩酌セット』(酔心)
2017年 05月 23日
毎週末、主人は飲み会。
お忙しいことです。
息子とふたりの晩御飯。
所用で出掛けたので、駅で待ち合わせて
軽く食べることにしました。
いまどきの若者の息子は、濃いビールが苦手。
「ふつうの生ビールが良い。魚も。」
広島駅ビル、いまはアッセと言いますね、
6階の食堂街へ。
「お母さんは、高校生のとき、時々友達と
『風車』でパフェ食べて帰ってたんよ~。」
激しくどうでも良い、の顔をされます。
くっそー。
あ、下品で失礼しました。
ま、確かに、激しくどうでも良い話ですわね。
カキの『かなわ』にするか迷いましたが、
ビール付きの晩酌セットにひかれ『酔心』へ。
もちろん釜飯もお願いします。
ビールと一緒に付きだしがやってくる幸せ。
「結婚したら、これくらいの料理を、
順番に出してくれたら、それで良いけどな~。」
「これくらい。」(←こだわる)
は、2300円/ひとり。
釜飯は、1150円。
最後は、だし茶漬けにしていただきます。
幸せ。
(食費のかかる家で、大変困っております。)
彼は、料理家の栗原はるみさんが好きで、
『奥さん族というのは、美味しい料理を
楽しそうに作るものだ。』
と、信じている。
甘いな。
エンドレスに続く面倒くさい家事。
"して当然"と 感謝の言葉も忘れた家族。
それらを恨むことなく笑顔を作れるから
お母さんは偉いのよ。
ほとんどの奥さん族は、家事はキライよ。
育児も嫌いな人もいるよ。
嫌いの度合いには、個人差があるけれど。
(なかには、『ほとんど好き』の人も
おられるでしょうが。)
理性で必要性を理解している。
自分のついでに、家族の世話もしている。
人によっては、愛もあるかもしれない。
でも、とにかく 個人差が大きい。
私は昔、子供関係の仕事をしていたけれど、
『お母さんは、子どもが好き。』
『子どものためなら、努力をする。』
は、嘘だなと思った事があった。
母性神話はとっくの昔に崩壊しているのに、
それを前提にしても、かみ合わない。
万人に理解できる合理的なルールと説明が、
家庭の保育力&教育力の向上には、必要みたい。
"愛と常識"で保護者が納得できない時代に、
少しずつなってきている。
もちろん、これも家庭差が大きいけれど。
家事を好きな女性は、
家事嫌いな女性が不思議。
子どもが好きな女性は、
子供嫌いな女性が不思議。
仕事をバリバリしたい女性は、
仕事嫌いな女性が不思議。
嫌いより好きな方が、
抵抗が少なくて心は楽だ、とは思う。
でも、仕方ない。
性分だから。
それを無理に変えようとするのは大変。
"努力の方向はこちらが正解だよね"
くらいで、
自分も人もゆるすのも ありかな?
大体、自分のことは理解しやすいけれど、
他人の気持ちは分かりにくい。
同性でもそうなのに、異性となると、
これまた大変疲れる作業。
息子には、
「疲れて帰ってきた旦那に、
自分も働いているのに、笑顔で
晩酌セットを出せるような女性は、
まず いないよ。
自分が作ってあげる気持ちでいたほうが、
不幸を感じないよ。」
と、伝えて 嫌がられる。
栗原はるみさんが人気なのは、稀有だから。
天然の良性で天才だから。
あるいは、努力を感じさせないところが上手だから。
あら、そういう女性なら結構いる。
まだ夢みて探しても良いかもね。
探すより、自分がなった方が早いけれどね。
by Taseirap
| 2017-05-23 07:30
| Hiroshima
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