美容院

メキシコで2軒目の美容院に行きました。

1軒目は、年末に主人の行きつけのところへ。

この時点ですでに怪しいものの、
あまりにも家のシャワーの湯量が少なくて
「流したりないところはありませんか?」
と、日本の美容院で聞かれたら
「全部です。」
と、答えたくなる日々だったのですよ。

とりあえず、シャンプーとセットをお願いしました。

お湯がうちの家よりぬるい。(マジか?)
爪が立っていたい。
流し足りない。
よっ、三拍子!!!

ブロウセットの技術は、
うーん、近所のおしゃれな女子高生にしてもらったような感じ?

こちらには美容師さんの専門学校みたいなのはないのかな?
(後日発見。いちおうあるみたいです。)

というわけで、2軒目は近所。
なかなか高級そうな店構え。

今回はカラーとトリートメント。
(カットはまだ行けません。)

カラーしてもらっている時に、次のお客さん(手と足のネイル)が入り2時間放置。

ネイルのお客さんがたまたまご近所の人だったので、時々雑談。
ネイルには月1くらいで来るそう。
日本のようなジェルネイルではなく、普通のやつ。
何色にするか、あーでもないこーでもないと話す。
『わたし、決めましょうか?』

彼女の手が終わり、足をフットバスでブクブクし始めて、
やっと私のシャンプーの番。


うれしい。私が見えていたのね。
霊になっちゃったかと想ったよ。


お湯・・・出たー!!!
冷たくない。

シャンプー・・・少し爪があたって痛い。けど、前の人ほどじゃない。
 (前の人がドラキュラなら、今回は小悪魔。)

流し・・・もひとつ。

続いてトリートメントだ。結構高いから期待大。


なあに?そのお椀?
何か溶いてる。刷毛で塗るのね、頭に。
あ、びしょびしょするね。ポタポタ落ちてきたよ。
肩にタオルをかけて・・・って初めから掛けんかいっ。

・・・すべてスペイン語で言う力があればなぁ。

ついには、髪の端っこつまんでお椀にポチャン。
漬けだしたよ、この人。
少しずつ抓んではお椀にポチャン。出したらポタポタ。
ポチャン。ポタポタ。ポチャン。ポタポタ。

最後にシャワーキャップかぶせてまた放置。

やっと終わったとき、
額にくっきり 横一本のしわ。

『今日の過酷さに、瞬時にここまで老いたのか!?』
と、びっくりしたら
シャワーキャップのゴムの跡だった。









by Taseirap | 2014-01-14 03:49 | 美容について | Comments(0)

メキシコと日本の暮らし


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