サンミゲル 教会

サンミゲルを歩くときに中心となるのが『サンミゲル教区教会』。
街のシンボルかつ中心です。

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もちろんいまも現役の教会です


サンミゲルは、1542年サンフランシスコ会の修道士「サンミゲル」さんによって、
湿地帯を見下ろす丘の上に『サンミゲル・デ・エルグランデ』という町としてスタートしました。

20世紀近くまで町はこの名前でしたが、メキシコ独立戦争(300年にわたるスペインの植民地支配からの独立運動と戦争)の時の英雄「アジェンデ」さんの出身地だったので、その後、町の名前を『サンミゲル・デ・アジェンデ』に変えました。

『サンミゲル教区教会』は、宣教師がヨーロッパから持参した絵葉書を頼りに、
名もない先住民の職人が設計し(!?)、
19世紀にフランシスコ会の教会として完成。(よかったね。)

ゴシック調なれど、メキシコ産のピンクの石材が
すべてをメキシコ色に染めている気がします。
ヨーロッパの教会となんか違いますよね。私は好きですけれど。


この教会のほかにも
サンフェリペ・ネリ教会(1714~)。
こちらは、メキシコの聖母グアダルーペを奉り、
『農民の家(Casa de Capesino)』ともいわれているそうです。

そのほかにも3つ教会があります。

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街並み



丘のてっぺんに『サンミゲル教区教会』が でーん。
その前に、樹木と物売りがいっぱいのソカロ(公園)。
教会を中心に丘の東西南北で位置を考えれば、道に迷いません。
(わたしは、方向音痴で何度も気分が悪くなりました。トホホ)

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道に迷って ふと見上げて 出会った花








Commented at 2014-02-15 17:16 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by Taseirap at 2014-02-16 11:32
ありがとうございます。最近、見てくださる人が若干増えまして、不思議でしたが、まさかのお嬢さんでしたか(笑)
納得。いつも成長が楽しみだったので、心は完全に身内です。

そうか、確かにサンミゲルは長崎ぽいかもしれませんね。
わたし、京都かな?金沢かな?とずっと悩んでおりました。

メキシコは、隣の家に桃が咲き、植木市ではシクラメンとクリスマスローズとヒヤシンスとチューリップ。
季節感狂いまくりです。我が家では、ポインセチアも現役です。
終わらない夏、というか春? 1日に四季があると言われています。

by Taseirap | 2014-02-15 09:26 | サンミゲル・デ・アジェンデ | Comments(2)

メキシコと日本の暮らし


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