やっとこさ ツアー出発

なかなか遺跡までたどり着けないこのツアー。
やっとスタートです。

いつも見ている山。
『あの山の向こうには何があるんだろう。』
と、思っていました。
分かりました。
農地です。
どこまでも続く農地がありました。
『田舎だなー。』と思い住んでいた我が家周辺、実はそこそこ町でした!びっくり!

まず、むかった『ティリペティオの倉庫(Troje de Tiripetio)』

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スペイン植民地時代の荘園の穀物倉庫の跡

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周辺は麦畑


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朝ごはんのサンドイッチとジュースを食べながら、壊れた蔵を眺める。
(これがびっくり。かなりおいしい。)


マエストロ(先生)が、スペイン語と少しの英語で説明。
「豆や、麦、穀物はまずこの倉庫(トロヘ)に入れる。
それから、このあたりで空に向かって投げる(アベンタレロ)。
するとゴミが飛んで行って、実だけ残る。
そうしたら、このあたりに運んで、馬に踏ませる(脱穀=ラ・エラ)。
で、こっちが水路で、馬が背負って水の中を歩く(洗浄=ウン カナル)。作業終了。」
いまはただの空き地・壊れたレンガの溝を皆でマエストロについて歩く。

私は隣の農地で土を耕しているトラクターが気になって、こっそりそちらの写真を撮る。

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畑の表面の土を鋤く勇姿

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三人娘は、意外や本格的カメラ(ニコンなど)で倉庫周辺を撮影

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かなり大きい倉庫だったみたい




*『ティリペティオの倉庫』
ルート2010の道路沿いにあります。
道路を走っていて、「あれ何だろう?」と、気が付くか 気が付かないか
ギリギリの存在。(立て看板・説明板のたぐいは一切なし。)




by Taseirap | 2014-06-18 00:57 | イラプアト | Comments(0)

メキシコと日本の暮らし


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