レストランでのスペイン語(お料理編)

さて、いよいよお食事を決めましょう。

まずは、鶏肉料理。
チキンは「Pollo(ポジョ)」です。
(ポニョではありません。)

豚のももでも、人間の足でも鶏肉でも、
足はピエルナ(Pierna)と言います。
胸肉はペチューガ(pechuga)。

でも、お肉屋さんはともかく、レストランでは
「モモ肉にしますか?胸肉にしますか?」
と、聞かれたことはありません。
「ポジョ」のみです。

ローストチキンは、
ポジョ・アサード(Pollo Asado)

魚でもなんでも、アサードは焼いたもの、
フライにしたものはフリト(Frito)です。
(フリトってなんだか冷たそう。でも、揚げ物なんだよね)
そうなると、
ポジョ・フリト
とメニューにあったら、
『鳥? で、油で揚げた…ってことは!』
フライドチキンだなと予測が付きます。

次に、牛肉料理。
牛はバカです。(Vaca)
ちなみにアホはニンニクです。
パパはじゃがいも。
(なぜか、このあたりは頭にスッと入ります)

メキシコのアホ(にんにく)は、臭くない気がします。
アジアのと種類が違うのかな?

肉は「カルネ(Carne)
カルネと言えば、たいていは牛肉を指します。
ロース肉は、LOMO(ロモ)
スーパーのお肉やステーキ屋さんのメニューで見ます。

リブ(あばら肉)は、
Costilla(コスティージャ)← 知らなかった。

一番人気は、アラチェラ
横隔膜だから、つまりはハラミってことね。
ステーキは、ビステク(Bistec)

焼き方は、
レアが「ポコ(poco)
ミディアムが「メディオ( medio)
しっかり焼くときは、「ビエン( bien)」です。

「ビエン コシード」の直訳は、よく調理する。
= 体調がいまいちのときは、良く焼いてもらいましょう。

実は、メキシコでは、たいていお肉は良く焼きます。
彼ら 肉のドリップが嫌い。
"肉汁したたる" は好んで食べません。
意外でしょ?
寄生虫を思えば 納得です~。
豚インフルエンザも かつて流行しましたしね。

なので、スペイン語の先生は、アルヘンティーノでは、
「ポコ 」と言うそうです。
「キエロ アラチェラ。ポコ コシード。ポルファボール」
(ハラミがほしい。レア焼き。お願い)

結果は「メディオ」で来る。
ポコ(レア)とはいえないくらいに焼けている。
でも、ポコよりよい注文の仕方は
「3/4(トレス クアルトス)」
=ちょうど良いからお奨め♡だって。
私もこれがおすすめ。

では、注文を。
例) ステーキ屋『アルヘンティーノ』の場合 (’-’*)♪
「アラチェラ、ポルファボール。
トレス·クアルトス コシード。
イ セルベッサ。
モデロ·ネグロ、ポルファボール」
(ハラミください。
3/4焼きで。
それと、ビール。
モデロの黒お願いします)

300グラムは、
トレス(3) シエントス(100) グラモ(g)
(アルヘンティーノでは、最低300グラム以上で注文です)

豚肉は、カルネ・デ・セルド(cerdo)といいます。
メニューにセルドとあれば、豚肉だなと思ってください。
ときどきスーパーなどで、巨大な油揚げの
ようなものを見ると思いますが、
あれは”豚の皮を揚げたもの”。
その名も”チチャローン(Chicharron)"です。
たくさん食べると胸焼けがします。
油揚げっぽい味です。

海鮮料理は「マリスコス(Mariscos)」と言います。
英語のマリーンから連想しやすいですね。

スープは「ソパ(Sopa)
では、シーフードスープは?
正解はー
Sopa de mariscos(ソパ・デ・マリスコス)」です。
"デ"が入ると急に難しい印象ですが、
日本語の"の"です。Don't worry.

赤いスープの「ソパ・デ・アステカ(アステカのスープ)」が
私は大好きです。
スープに、エビとアボカドが入っています。
ときどき、トルティージャの細切りが
放射線状に入っていたり、
シアントローと玉ねぎとチチャロンの
みじん切りが別添えで来たり
お店によって味が違って楽しいです。

魚はペスカド(Pescado)と言います。
魚のフライは
pescado Frito(ペスカド・フリト)です。

どうして、デを入れたり入れなかったりするかといえば、
『名詞と名詞を並べるときは、デを入れてつなげる』
そうなのです。
『名詞を形容詞で修飾するときは、後ろに形容詞をつけるだけで
デはいらない』そうです。
この後ろからの形容詞というのも、英語と違う感じですね。

お刺身に近い感じなのがセビッチェ(Cebiche)」?
海鮮サラダともいえますね。
レモンや唐辛子で味付けされています。

エビは「カマロン(Camaron)」です。
(フランスのお菓子マカロンといつもごっちゃになります)

カマロンは、小エビで、
中くらいのはランゴスティーノ(Langostino)
もっと大きくロブスター級になったら
ランゴスタ(Langosta)だそうです。

イカはカラマール(Calamar)
10本の足が絡まーる。

タコはプルポ(Pulpo)
たこつぼから引っ張ったら(PULL)、
ポッと墨を吐かれた。

カニは、カングレッホ(Cangrejo)・・・出ません。

レストランでのスペイン語(お料理編)_c0325278_09293291.jpg

ご飯は「アロース(Arroz)
インディカ米で、細長いです。

たまに、パエリアがあるスペイン料理系のお店もあります。
(が、塩辛くてお薦めできるお店は
まだ見つかっていません)
こちらでは、「パエージャ(Paella)」と言います。

あとは、サラダ!
エンサラーダ(Ensalada)
ーしっかり食べてくださいね。

ケーキは「パステル(pastel)
プリンは「フラン(Flan)
(振っても揺れないメキシコプリン。意外とおいしい)
アイスクリームは「エラード(Helado)
チョコレートはチョコラテ。
バニラはバニージャ です。

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じゃあ、注文しましょうか?
ディスクルペ、セニョール(すみません)

女性のウエイトレスさんは、セニョーラです。
「ねえ ちょっと」的な気軽な呼び掛けは
「オイガ」
(でも、オイガは 私は使ったことありません)

海外では
『ここの人達は、英語もできないなんて~』
と周囲を残念がる時間を、
自分の勉強時間に換えた方が ストレス少ないかもです。





意味読み方
100ciento/cienシエント / シエン
200doscientosドスシエントス
300trescientosトレスシエントス
400cuatrocientosクアトロシエントス
500quinicientosキニシエントス
600seiscientosセイスシエントス
700setecientosセテシエントス
800ochocientosオチェシエントス
900novecientosノベシエントス

私は 500 キニエントス、600セイシエントス と習いました。


by Taseirap | 2015-02-11 07:30 | スペイン語 | Comments(0)

メキシコと日本の暮らし


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