多肉植物 サボテンの花

メキシコに行く時に、主だった植物は優しいお友達に押し付け
「さようなら。」
と、残して行ったサボテン類。


多肉植物 サボテンの花_c0325278_19580657.jpg
黄色い花が咲いていました


カラカラのはず。
たまの雨水で生き延びていました。

多肉植物強し!

あるじが留守のベランダでは、
強いものだけが生き残り
しかも繁栄し
もはや小さいサボテンファームです。


ところで、最近日本では、多くの小学校で5月に運動会がありますね。
(昔は秋が多かったですね。)
この前まで保育所や幼稚園だった新1年生は、練習が大変だったでしょう。
そして、いまは6月。
梅雨入りした空のもと、小学生はプールで泳いでいます。
がんばる~(驚)


ふと思いだしましたが、運動会(体育祭)といえば、
そのころの上の息子の男子校では
お母様方は皆さん帽子姿でした。
パラソルは、後ろの方の迷惑になるので不文律で禁止。
敷物も 後ろの方にしか敷かず、僅かな椅子席はお年寄り用。
他は立って見ました。

また、参観日の時は授業の妨げになるので、
靴音のする靴は避けること。
ハイヒールも音のしないようなスタイルを
選んで穿いておられました。
校内でジーンズ姿を見たことはなく、
ワンピースやスーツが多かったです。

廊下での立ち話も無し。

すべての学校行事は、保護者の為に開催されるのではない。
参観は、あくまで学校での生活をかいま見る機会である。
生徒の活動の妨げにならないように、気をつけていました。

この考えは、幼稚園の園長先生にも言われたました。

運動会の挨拶では、
「今日は運動会です。
こどもたちは毎日運動会ごっこをしています。
とても上手です。
運動会が終わっても、またします。
運動会ごっこをして、まだまだしばらく遊びますよ。
たまたま今日はうまくいかないことがあるかもしれません。
でも、昨日は出来ましたよ。
あさってもします。
たまたまあった今日の事で、どうかがっかりしないでくださいね。
カメラを通してではなく、自分の目でしっかり見てくださいね。
帰ったら、たくさん誉めてあげてくださいね。」

先生方は、いつも子どもの心の代弁者でした。


学校での息子たちはふつうに元気。
家では思春期の気難しい子が、友達と笑顔で話しているのを見て
ホッとしました。


思春期の子供は、家の中に人間サボテンが生えているようなものです。
親も仕事で忙しく、ともすれば砂漠のようになる家庭。
オアシスは、学校であり、たまに会う明るいお母様方でした。

からっからのサボテンしか生えないようなところで、
(まさにメキシコか?)
乾いて生きるような日も、人生にはあります。
でも、そこでしか咲かない花を咲かせることも、
あるいは できるはず…。

親にとっては素晴らしい学校も、息子には
乾いて苦しい時もあったでしょう。
でも、それなりに花を咲かせてくれ、
今に至ります。


きっとなにかできるはずです。


by Taseirap | 2015-06-08 07:30 | こどもたち | Comments(0)

メキシコと日本の暮らし


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