昨日の夕方、お散歩していて、新聞屋さんの前を通りかかり

右:中国新聞、左:日経新聞
中国新聞は、『ノーベル賞』がさき、『TPP大筋合意』がネクスト。 日経は、逆なれど同じ2トップ。
医学生理学賞を受賞された大村智・北里大特別栄誉教授(80)。 アフリカなどで寄生虫が引き起こす熱帯感染症の 特効薬を開発されたそうです。
息子が高校生の時に目黒の『寄生虫館』に来ているのですが、 アフリカの風土病の説明コーナーでこの病気のことを見ました。 長い棒の前を子供が持ち、大人たちが後ろを持って歩く絵がありました。
初めは、なにか遊んでいるのかと思っていましたが、 『水が汚染されているので、大人になったらほとんどの人が失明する』 という解説だったと思います。 オンコセルカ症(河川盲目症)でした。 また、足がゾウのように膨れた写真もありました。 (リンパ系フィラリア症:象皮症)
衝撃でした。
でもいまではこの特効薬のおかげで、劇的に失明が減ったそうです。
明治のころは、日本でも風土病(象皮症)があったと書いてありました。 西南戦争の時の西郷隆盛の軍も、泥水の中を行軍し、この風土病に苦しめられたとか・・・。
ダニが原因の疥癬(かいせん)症、沖縄に多い糞線虫症にも この薬剤(イベルメクチン)は効果的だそうです。 万能薬とも言えそうですね。
この薬は、現在1年間に3億人に投与されており、 年に1回飲めば、効くそうです。
良かったです~。
”TPP大筋合意”の方は、話すと長くなりそうです。 日本の農家の方はご心配でしょうが、 低農薬の安心・安全な日本の農産物は、ほんとうに素晴らしいです。
世界で和食は人気ですが、アメリカのお米で作るお寿司はとても固いです。 だから、日本のお米で日本式に作ったら、すごく驚かれると思います。
”農薬の使用量も多い”と聞きますので、日本のお米はやはり安心です。 そして、今の私の心配は、おいしくて安全な日本のお米が、海外に輸出され過ぎて、 私たちの口に入らなくなることです。
農家のみなさん、自信を持って! ひたすら応援しています。
さて、応援といえばもう一つ。

スポーツ新聞
スポーツ新聞は、ノーベル賞もTPPも関係なしなのね? 今日の中日戦、カープの先発はマエケンです。 中4日の登板。 入場券は5日午前に全席完売。当日券もない札止め。
黒田さんもベンチ入りするそうです。 (「監督やコーチに投げろと言われたら、投げる。」)
まるで優勝が決定するかのような、みんなの力の入りよう。 (3位になりたいだけなんですけれどね。)
大瀬良投手びいきの若い友達(一般主婦)は 「マエケンで負けたら仕方ない。 大瀬良はメンタルが心配。正念場だ。前見ていけ。 フロント、来年はもっと使える外国人助っ人取ってこい。 総動員でいけ。」
普段はこんな人じゃないのですが・・・。
中日は、山本昌投手が先発。 打者ひとりに投げるそうです。
それにしても、こんなに1勝に苦しむなら、 9月12日の対阪神20回戦の 田中の幻のホームランによる1勝が、・・・。
『たまには買ってみましょうかね~。』

