東日本震災から五年。
広島から、公務員の親戚も復興支援に行っています。
かれこれ、4年くらいになるでしょうか?
任期は延長、延長らしいです。
本人は、いくらでもいたいそうで、明るく強く働いています。
頭が下がります。
広島でも、土砂災害があり、友人のお母さまが避難されました。
直接的に怪我はなかったものの、ストレスで
その後 体調を崩され亡くなられました。
「あの災害がなかったら…。」
と、思わずにはいられないそうです。
神様は乗り越えられない試練は与えられない、
とは聞きますが
乗り越えられる人ばかりではないはず…。
私は無理です。
何年過ぎても、哀しみがすっかり消えることはないと思いますが、少しでも心がゆるむ時間があれば と祈っております。
あの日、息子の友人はすぐに学生ボランティア隊を組んで、東北に向かいました。
彼らはいま社会人となって、社会の若い力としてそれぞれの場所で働いています。
シリア人の留学生も、すぐに東北に向かい、ボランティアとして働いたそうです。
我が家は、用事でアメリカに飛んだ息子と日々の仕事に追われる家族。
ニュースで知るまでは普段の生活でした。
でも、知ってからは 心に消えない想いがあります。
それは、うまく言葉にできませんが、
御家族をなくされた方への 祈りです。