杵築(きつき)へ

晩御飯のための魚を仕入れに
『日出(ひじ)町』の (←読めない)
『深江の朝市(大神漁港)』へ行ったものの、
平日の8時半では魚の影もなかった。
(土曜の7:30が良いらしい)

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車で30分くらい移動して、
杵築"きつき"(←読めない)の城下町へ。
駐車場へ車をとめて、坂道を上ります。
武家屋敷跡に、教会。


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武家屋敷の配置は、階級ごとに集めてご近所。
役宅の広さも 前の道路の道幅も違うそうです。

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土塀から縄が垂れているのは、中部が竹か
なんかで組んであるのかな?
水分を出す工夫かな?

雨が降り、石畳道が濡れて
柔らかく光っています。

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桜には少し早めの杵築でしたが、
ちょうど今、映画の撮影をしているそうです。

着物姿の人の多くは、外国人。
城下町をお着物で散策。優雅です。

通りの真ん中にある『お茶のとまや』に。

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店主お作の落雁は秀逸


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春の伊吹
タンポポ、つくし、すみれ


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コーヒーも美味


お抹茶は、だれでも飲みやすくするためにか、
きもち薄めで 量も多め。
しっかり細かな泡がたてられています

春の雨に濡れた庭は、翠濃い静寂の空間。
前の道路の拡張工事の際には、曳家(ひきや)をして
守られたという和の建築物。
大黒柱は、大分県No.1の大きさだそうで、
2階部分も同じ柱が続きます。
建物の構造の見事さも合わせて
建築家の人が見学に来られるそうです。

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杵築は、本来は木付と書いていたけれど、
ある時、幕府から着た文書に『杵築』と記してあり、
幕府に物申すことは憚られたので、
(忖度か?)
以後『杵築(きつき)』になったそうです。

おそらく、出雲の木付が有名だったので、
『幕府の事務かたが、区別するために字を代えたのでは?』
と考えられているそうです。


by Taseirap | 2018-03-26 07:30 | 大分県 | Comments(0)

メキシコと日本の暮らし


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