フェルメールがやって来る

"光の魔術師"オランダの画家フェルメールの展覧会が
来月から東京であるらしい。

正確には、
2018年10月5日(金)-2019年2月3日(日)が
上野の森美術館。
2019年2月16日(土)-5月12日(日)に
大阪市立美術館。

フェルメールは寡作で、生涯の作品数は
35点とも言われている。
有名な『真珠の耳飾りの少女』は来ないが、
でも、『真珠の首飾りの女』と『牛乳を注ぐ女』は来る。
8点くらい展示されるらしい。

『真珠の耳飾りの少女』は、『青いターバンの少女』と言った方が分かりやすい。
ラピスラズリを砕いた青が美しい。
光を集めた真珠の耳飾りも美しいのに、
私たちは青いターバンと、少女の半開きの赤い唇ばかり見てしまう。

前回の東京での展覧会は、息子と行った。
『青いターバンの少女』が来るという触れ込みだったが、直前で来なくなった。
息子はがっかりしていた。

さすがにもう一緒には行ってくれないだろう。
人生の全ては一期一会。
光を閉じ込める力は私にはない。
ひたすら懐かしみ、今を感謝するだけ。

思い出が重なって、フェルメールが少し違って見えるかもしれない。










by Taseirap | 2018-09-18 07:30 | 日々の暮らし | Comments(0)

メキシコと日本の暮らし


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