男の子ママ

15年くらい前に、
「男の子ママだね。」
と初めて言われました。
うちは息子二人で男の子ママには間違いないのですが、
どうも誉めことばではなさそうな…。
男の子ママの特徴は、
はっきり・サバサバしている。(大雑把)
クール。(疲れて、細かいことは もうどうでもよい)
声が大きい。(「待って~。やめなさい!」の連呼)
さっぱりしていて、スタイリッシュ。(パンツしか履けない暮らし)
細かいことは流す。(たまに、力でねじ伏せようとする)

どうだかな~ ⤵
でも、息子たちの学校(男子校)で出会ったお母さまたちは、
確かにさっぱりしておられた。
あまりネチネチさんはいなかった。

男の子は嫌味っぽいトークをダカツの如く嫌うので、
分かりやすくストレートに話す癖がついてしまった。
13年くらい男子(中1)を育てた段階で、
「こりゃ言ってもダメだ。自分で経験しろ。」的なあきらめが
母親には湧いてくる。
だから、学校では成績もなにも、お互いに繕うことなく
笑って(苦笑い)お話ができました。
自分の子どもについて話す時に、先にため息が出たり
少し呆けてしまうのは止められない。

現代っ子はもう少しジェントルかもしれませんが、
本質的には変わらないのではなかろうか?
男の子はゆっくり育てるしかない気がします。
子どもをたくさん産む時代には、男の子も女の子も生まれたから
『男の子ママ』なんて限定ことばは無かったでしょうね。
男の子の子育て。
レディなお嬢様だった同級生が、男子をふたり育てて
趣味が山登りに変わっていた。
影響力は半端ねえ。
でも、男子のアホな屈託なさに励まされる時もある。

赤ちゃんが泣いていても、女の子の泣き方はやさしい。
(もちろん、そうでない子もいる。)
小さい頃から なんかややこしい女子感を出す女子がいる。
(そして、それにひっかかる男子がいる。)

と、なぜこんなことを長々と語るかといえば
息子達がそろそろ結婚しても良い年齢だから。
この先に、エレガントな(?)女の子ママとの出会いが待っている。
ちょっと怖い。

ひとりの人間を慈しみ育て上げた努力はお互い様として、
母娘の厳しい評価の目に、息子の母は晒されるのだろうか?
『あー、残念な男の子ママでした!』
うわー。
ま、仕方ない。

… そもそも 
そういえば、息子にはまだ結婚相手の候補もいない。
架空の夢で 机上の空論でした。
わたし暇なのかも。


* 今回は、やたらと( )付きの文ですみません。

男の子ママ_c0325278_13043441.jpg
お正月前に枝だった梅が
いつの間にか咲いていました



Commented by magurau at 2019-10-05 00:12
こんばんは。腸串と申します。

過去記事にコメントでごめんなさい。

男の子ママ、そういう言葉があるのを初めて知りました。
腸串も男の子ふたりです。
ふたりとも成人しましたが、高校生のとき、お弁当には
ミニトマトなんか絶対入れないでくれ、ときつく言われ
ました(笑) 

女の子を育てた経験が無いので分かりませんが、ゆっくり
育てると言う感覚、わかります。

ややこしい女性に引っかかると言う表現、笑ってしまいま
した。いますよね、確かに。それはそれで幸せなのかもと
思いますが、本人は。親はビミョウです(笑)
仕方ないですね、腹を括るしかないですね。

梅、綺麗ですね(*''ω''*)

書いておられる事のすべて、うんうん、そうだった、そうだったと頷きながら読ませて頂きました。
(ちょっと違うのはスカート派なことぐらいです)。

また寄らせて頂きます。では・・・(*''ω''*)



Commented by Taseirap at 2019-10-06 01:42
腸串さま、コメントありがとうございます。
お仲間がおられてうれしいです。
私も『男の子ママ?なにそれ⁉』と驚き、わけを聞いて
しぶしぶ納得です。

「プチトマトだめなんて、お弁当のすき間どうするの?」
ですよね。
夫は言わない(言えない)ことを平気で言う。

と、思い出しました!
長男のサッカー部の友人のお母さんも、プチトマト入れるなと言われたって。
「じゃあ、すき間に何を入れるの?」
「肉。」
肉のすき間に、肉。

育った後では 懐かしいですが、もう一度やれと言われたら
ちょっと自信がありません。

腸串さまのご子息様に 素敵な出会いと成就がありますように。
ついでに うちにも。
古い記事を読んでいただき、ありがとうございます。
私も懐かしくなりました。
by Taseirap | 2019-01-10 07:30 | こどもたち | Comments(2)

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