子どもとお弁当

春。

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庄原市の上野公園の桜


新しい生活が始まり、お弁当や給食を食べる
子どもたちも多いでしょう。
大部分の子どもは、食べることが楽しみです。
でも、なかには困っている子もいます。

『小さいうちに好き嫌いを直そう。』と
子どものお弁当に 苦手な物をそっと入れられる
保護者さんがおられます。
また、食の細い子に多すぎる量を持たせたり、
大量の水分を飲みきるように、なぜか先生に指示したり…。
楽しいはずのお弁当の時間が、難行苦行。

どうか やめてくだされ。
お弁当は あまり理想を追わず、現実に合わせましょう。

乱暴な言い方ですが、食育はおうちの中でやってね。
子どもだって、お外では自信満々で振る舞いたいもの。
しょんぼりしたくないんです。

それでなくとも、春のランチの現場はカオス。
こども一人で、どんなに長くとも30分以内で
食べきれる内容にしてください。

小学生以下は、量は少なめでも大丈夫。
好きなものだけ入れてヨシ!

お弁当ビギナーの子ども達は
ふだんは大好きなウインナーでも
冷めたら不味いみたいで、変な顔して食べています。
(そこは もう仕方ないよね。)

ふりかけは散らばるから、家でご飯にかけてね。
ひとくちゼリーもプリン型は 意外と開けられません。
歯を使って…1年生は歯が抜けています!

おむすびはあまり硬く握らないで。
ゆるすぎたらばらばらになりますが、かたすぎても
歯のない口でかじりついて 苦しそうです。

冷凍食品 上等!
必要な物を使うのは、個人の自由。
朝は時間ないし、毎日お弁当作るのもひと苦労。
でも、自分のお弁当にも入れて 食べてみてください。
温かいときとは 味が変わっています。
冷凍グラタン、冷凍パスタ、冷凍ほうれん草は
好みが分かれています。

給食は 食べなければ時間で見切ります。
お弁当もだいたいそうします。
相当美味しそうなお弁当でも、食べたがらない子どももいるから、
慣れない環境に興奮しているのでしょう。
もう少ししたら 昼時にはお腹空いて、しっかり食べてくれるでしょう。

たまに
「どんなに時間がかかっても、全て食べさせてください。」
と言われる保護者さんがおられます。
実は、これが少々困るお願いごと。

施設の職員から
「お弁当を食べるのに1時間かかりました。」
と事実報告されます。
安全のため、個別に見守っていた保育時間の報告です。
『へー。時間かければイケるね。』
と、ポジティブにとらえず
『あー、時間がかかりすぎて集団の流れについていけてないのね。
子どもと相談してみよう。』
の方向に向かってはもらえませんでしょうか?

子どもを預ける施設の職員は、あなたが雇用した
お手伝いさんではない。
我が子だけのための存在ではない。
他にも子どもはいっぱいいる。
子育ての応援は全力でするけれど、育てる主体は保護者自身です。
今も昔も 子どもへの最高の教育場所は
家庭です。

保護者へのフィードバックが少なく
指導内容が不透明なことは
学校やらなんやらの施設側の問題だとも思いますが、
子どもを育てる環境を守り改善するには、
お互いに“そんなの常識よ!”と片付けないで
相互に情報を伝え合う努力が必要な気がします。
(施設の側も 意固地で大げさな部分がありますよね。)


などと
偉そうなことを綴りましたが、保護者としては
わたくしも多々失敗しました。
あ~あ。
戻りたい。
次は巧くできる気がするのに、次がない。


by Taseirap | 2019-04-08 07:30 | こどもたち | Comments(0)

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