人格否定とネガティブフィードバックはどう違うのか?

前々から疑問だったのですが、
『人格否定』って つまりは なに?
“行動ではなく、人格をダメ出しされること”
で良い?

「性格が悪いね」
「根性がひねくれてるね」
「良いところ、全くないね」
うーん。否定している。しまくっている。
心の中や陰口なら本人は気がつかないから、
『面と向かって』『言葉で』言われる場合でしょうか?
性格の良し悪しは、あくまでも主観的なもので
相対的な理論ではない。

たまに見かける 子ども同士のケンカ。
「○○君が、ぼくのランドセルを踏んだ」
子どもは"相手の行動"を怒りますね。
性格については…あまり言いません。
「やさしい」「可愛い」はよく聞くから
おうちで自分が言われているのでしょう。

「さっぱりしている(根気がない)」
「大胆だね(おおざっぱ)」
「(そろそろ)やる気出して、トライしてみよう」

一見誉められているようだけれど、深読みすれば
現実の相手に対する不満がべースにちらつく。
長所と短所は相手と結果次第。

行動面でのアドバイスも
育った環境や、家庭や学校やその他で習ったことと解離していると
頭に入らない。
この頃は、
「私に分かるように説明してください」に
のような要求をされるらしい。
「この場面での、現実と自己の不理解の
距離を縮める努力をするのは 私ではなく
あなたの側では?
え、わたくしだと思われてる?そっか」
でも、親切も 度を過ぎればおせっかい。
人権侵害でもあるので難しい。

人格否定とネガティブフィードバックはどう違うのか?_c0325278_20252576.jpg

『ネガティブフィードバック』の本来の意味は
“生体内の負のフィードバック”で
“負の情報により再調節して、体内の恒常性を保つ機能”らしい。
逆方向へ情報が向かうということで、人間関係では
力関係が 弱者→強者 という感じになるのかしら。
パワハラの逆方向ですね。
「課長の説明は、いつも分かりにくいっす」
的なフィードバックが帰るのでしょうか?
年をとると率直な意見をくださる人が減るので
とてもありがたい。
真実なら。

現代の若者が 遠慮がないから 怖い
と時々聞く。
(でも、『若者』といっても40代)
私見ですが、ほんとうの若者は結構 優しい気がする。

とはいえ、各世代にキツい人がいなくはないようです。
自己主張と自己弁護が混ざった“意見”を言われる。

欧米化?

状況を理解したら、自分で改善しようと模索する
心の余裕がほしい。
すぐに答えを聞いたり、他人を変えようとするよりも、
自分の力を育てたほうが 結果として早い気がする。


by Taseirap | 2020-10-05 07:30 | よもやま話 | Comments(0)

メキシコと日本の暮らし


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