インフルエンザ予防接種を受ける

コロナウィルス蔓延中の時期に、
ウィルス干渉により、無意味かもしれないのに、
インフルエンザワクチンを打ってきました。

ウイルス干渉は細胞レベル、個体レベル、集団レベルの3段階がある。
細胞レベルでの干渉は、あるウイルスが1個の細胞に感染すると、他のウイルスには感染しにくくなるという現象。
具体的な反応の1つが、細胞にウイルスが感染すると、防御反応としてインターフェロンを産生するというもの。
インターフェロンは他の細胞が抗ウイルス状態になるように誘導する作用があるため、他のウイルスには感染しにくくなる。
また、細胞レベルでウイルス干渉が起きると、個体としても他のウイルス感染症に感染しづらくなる。
このように、ウイルスは宿主を奪い合う。

えーん。
奪い合われるヒト。
(もう少し素敵なものに奪い合われたいです。)
ということで、
コロナが蔓延中の場合は、インフルエンザは減少するはず。
海外からのお客様も少ないし、環境が清潔になったし、個人でも例年になく気を付けているし。

なのにどうしてインフルエンザ予防接種を受けるのか?
よくかかるから。
すぐにかかるから。
ちびっ子にうつさないために。
イクスキューズを用意するために。

3770円。
体もお財布もダブルで痛い。

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看護師さんに接種の是非を質問したときに、
近くに車椅子の高齢のご婦人がおられた。
「ワクチン代はおいくらですか?」
「市民税非課税世帯ですか?」
「たぶん違います。」
「1700円(?)です。」
「えー、安くなったんですね。」
「あら。打たれるヒトは?」
「わたしです。」
「3770円です。」
「あ、やっぱり。」
「こちらの方かと。ご家族ですか?」
「いえ、存じ上げません。」

私が、考えるときに何気なく見たのを気付かれて
”打つのはこっちだ”と判断されたみたいです。
看護師さん、聡すぎますよ。

それぐらい周囲が見えて、しっかりしていないと務まらないのね。
いま 大変ですよね。
お疲れさまです。

『インフルエンザをブロックすると、
コロナウィルスが入りやすくならないか?』
という不安はあるものの
まあもう仕方ない。

やっちまった。
痛かった(._.)

昨夜の花火はきれいでした。
冬の花火も好いですね。
ありがとう!


by Taseirap | 2020-12-19 07:30 | よもやま話 | Comments(0)

メキシコと日本の暮らし


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