2017年 12月 31日 ( 1 )

比べない

還暦を過ぎた友人ですが、悩みがあるそうです。
同じくらいの年齢の友人と話すと、
たまに悲しくなる時があるんですって。

「子育てや、しつけの話をしていても、ほかの人は、
私の話をどうでも良いと思っている気がする。
「たぶん、我が家の子育てが 上手くいかなかった
思われているから。」

うーん。
軽視されている。
理由は、子どものデキ。
自分だけじゃなく、子どもの人生も否定された気がする。

つらい。
家庭内では なにもないのに、
世間では今までどんな風に思われていたか?
(知りたくもないけれど。)

実際には、子どもさんたちは立派に育っているのにね。

「遠慮はいらへん。
よその子の生き方も認めたって~。」
お母さん、魂の叫びですね。

いやはや、女性は時々、非常に気難しいのだ。

子どもが優秀だろうが、そうでなかろうが、
子育ての苦労は、誰もが似たり寄ったりだよ。
「そうそう。うちも。」
と、分かり合える部分が多いのに、
たまに なーんか比べて、競ったり がっかりしたり…。

これも母親のさがでしょうか。

子どもはそれぞれ癖があるから、育てやすい子どももいれば
育てにくい子どももいます。
お母さんの保育が上手い、下手を超えて、
親子の相性もあります。

親子という血縁関係があるから、必ずうまくいく!
ー そんなことはない。
大人対こどもという関係が非常に苦手な人もいる。
いて当たり前。
「子どもの相手するより、働く方がよっぽど楽だわ。」
というお母さんは少なくない。
これを母性愛の衰弱化といわれると、可哀想。
お母さんたちは いつもよくやってる。

子どもは異星人のようなもので、
大人のために存在しているわけではありません。
おのが道をどこかに勝手に行く ちびっこたち。
怪我のないように、世間と摩擦がないように
よくよく見ておかないといけない。

放任では育ちませんが、酸素が消えるくらい
ものすごく近くで支配してもいけません。

「愛しているから受け入れて!」
は、どんなストーカー宣言でしょうか。
恐ろしい人間関係です。

ほどほどの居心地の良い距離感は、家族の年齢とともに変わるので
マイナーチェンジしながら、気持ちよく付き合えたら良いですね。

友人との関係も、年齢とともに変わるみたいですが、
還暦を過ぎてまで、子供のできを比べる必要はない気がします。

子育てで『比べる』ことは不幸の始まり。
できたら、人生の早いうちに、
そのアンテナはポキンと折っちゃえ。
孤独を恐れないで。

年齢を重ねると、いわゆる『普通の暮らし』が、
なんと普通じゃないことか気が付きます。

普通に結婚して、普通に子どもを産んで、
普通に育てて、普通に家族は働いて、
普通に健康で、普通に老後は暮らす。

普通は普通ではなく、理想でした。

本のページをめくるように、次々と人生の駒を進める。
そのためには、莫大な忍耐と努力と運がいります。

上手く生きているように見える人は、
実は人知れず相当がんばっている。
そして、苦しい状況にある人は、誰にでも話せることではないと、
ひたすら忍耐と頑張りで、一日一日を乗り越えておられる。

『きっと大変なのだろうな~。』
と思ってもそこは触れないで、
会った時には、お互いに気楽な話ができたら。


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今年もご訪問ありがとうございました。
おかげさまで細々と綴れています。

来年が、皆様にとって幸せな一年になりますように。

見えないけれどもあるものを。
言わないけれどあるものを。



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犬年がいまかいまかと 待機中





by Taseirap | 2017-12-31 07:30 | こどもたち | Comments(0)

メキシコと日本の暮らし


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