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草戸千軒の謎

『草戸千軒(くさどせんげん)』をご存知ですか?

福山市の芦田川の中州に鎌倉時代からあった町。
「大雨の洪水により、一夜にして、町は跡形もなくなった。」
と、江戸時代から言われていた ”幻の町”。

私もずっと そう思っていました。
でも、どうも違うみたいです。
えー。 どういうこと?

JR福山駅の北側、福山城のすぐそばの
ふくやま草戸千軒ミュージアム
(広島県立歴史博物館)
に行ってみました。

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こちらの展示室は、広島の備後や安芸の視点から、
陸と海の歴史が上手くまとまっていて、
とても面白いです。

地方には地方の歴史あり。

大内義長氏なんて『日本国王の印』まで
作っていたり…。
室町時代の勘合貿易は、ある部分、
防府の大内氏がしていたともいえる。

(印の材は桜。10.1cm四方。「日本国王之印」。
日明貿易の際に、明から送られた金印は戦乱の間に
無くなってしまった。
だから、代用品を作って、パッパッと押していたわけ。
大内氏の滅亡後、毛利元就が入手し、
実物は毛利博物館に。
福山には、レプリカがあります。)

さて、
なぜノアの箱舟風の伝説が伝わったかというと、
『備陽六郡志』のせい。
江戸時代中期の福山藩士の宮原氏が書いた書物。

「往昔、蘆田郡、安那郡邊迄海にてありし節、
本庄村、青木か端の邊より五本松の前迄の
中嶋に、草戸千軒と云町有けるか、
水野の家臣上田玄蕃、江戸の町人に新涯を築せける。
水野外記と云ものいひけるは、
此川筋に新涯を築ては、
本庄村の土手の障と成へしと、かたく留けれとも、
止事を不得して新涯を築、江戸新涯と云。
其後寛文十三年癸丑洪水の節、
下知而、青木かはなの向なる土手を切けれは、
忽、水押入、千軒の町家ともに押流しぬ
此時より山下に民家を建並、
中嶋には家一軒もなし。(後略)」

という衝撃の記述。
"草戸千軒が、寛文13年(1673)の洪水で、
一軒残らず流されました。"

そう読めるよね~。
でも、その後の発掘調査等で、
『こりゃどうもおかしい。』

草戸千軒が町として機能した最終段階は、
16世紀初頭である。
この段階で、それまで使われていた井戸や溝などの
施設は、一斉に埋められている。
また、遺跡発掘しても、洪水で埋まったような
痕跡は見つかっていない。
17世紀以降も、わずかに井戸や池・溝などが
作られてはいるが、池や溝は耕作地に
関連するものと考えられ、
井戸もかつてのような密度では分布していない。

以上のようなことから、
草戸千軒の町の最終段階は、洪水の前、
16世紀初頭である。

また、多くの施設を意図的に埋めていることから、
町の消滅は、洪水のような自然災害ではなく、
政治的・社会的な要因による可能性が高い
と考えられる。

以上が現在の見解。

宮原氏の書物は、長期間かけた変遷を、
短時間での出来事のような印象を読者に与えたこと。
また、伝聞だけの事実を
水害を警戒させるために
『つい、筆が滑って記述した』
と、判断されています。

さて、当時の人の暮らしは、博物館に
素晴らしいレプリカ模型があります。
お写真をご覧ください。

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遺跡で発掘された大量の木簡(もっかん)は、
30年にわたり研究されています。

素人考えですが、資料をネットで公開して
古文書が読める人が
ボランティアで解読してくだされば、
益々研究は進むのでは?
『古文書を読む』なんてサークルもありますよね。

全盛期は、こんな町だったのかなぁ。

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秋には、第2展示室がリニューアル。
『黄葉夕陽文庫の世界』が開設。
菅茶山の私塾がよみがえるそうです。
楽しみです。



菅茶山(1748~1827)は,教育者として
備後国神辺(現在の広島県福山市神辺町)に
私塾「黄葉夕陽村舎」(のちに藩の号塾「廉塾」)を開設して人材の育成に尽力するとともに,
江戸時代後期を代表する漢詩人として活躍した人物です。
彼の漢詩集『黄葉夕陽村舎詩』は同時代の人々に高く評価され,多くの学者や文人たちと交わりを結びました。









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by Taseirap | 2018-03-03 07:30 | Hiroshima | Comments(0)

福山市で東大

福山市に徳島の『東大』がありました!
知らなかった ~。

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徳島ラーメンといえば、私のイメージはここ。
黒っぽいスープに、こってりの肉。
生卵は無料で食べ放題。
でも、東大はわりと最近できたお店らしいですね。

ひとくちに徳島ラーメンといっても、
スープは3~4種類あるそうで…。
白系、黄系、茶系(黒系)に赤系も。
黒系は、豚骨スープに濃い口しょうゆ。
トッピングの肉のボリュームがすごい(イメージ)。
店内のテーブルには、生たまご!
と、モヤシのナムルかな?

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ご飯おかわり無料で、生たまご。
卵かけご飯用のお醤油もある。

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トッピング無しで、一番ふつうのラーメンを注文。

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じゃ、玉子入れます。もやしも。

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おぉ、なんだか完成!
見た目よりさっぱりしている。
白身は入れずに、黄身だけ入れるのが人気らしいけれど、
気が付かずに入れちゃった。
(マイルド味になって白身もよかったよ。)

麺は細め。

若い人は、残ったスープをご飯にかけたり、
もう色々なことして食べられるのでしょう。

学生時代の主人とその友は、校門前で配っていた
王将の無料餃子券を
10枚集めてお店に行ったらしい。
「(悪いから)焼かなくて良いです。」
と、貰って帰ったらしい。
「店長が悲しい顔をしとった。」
ほんまよ。

もはや人助け。





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by Taseirap | 2018-03-02 07:30 | Hiroshima | Comments(0)

鞆の浦(とものうら)に

福山市の とものうら に。

http://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/site/sights-spots/31144.html

福山駅から南へ14km 。
万葉集にも詠まれた、潮待ちの港。


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曇り空が残念ですが、薄く四国も見えます。

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露地のような道を散策。

福禅寺の『対潮楼』(1690年)から、
海を眺めて、船を見送ります。

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仙酔島に弁天島


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いろは丸(1/3サイズ)が行く瀬戸の海




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by Taseirap | 2017-07-04 07:30 | Hiroshima | Comments(0)

『味八食堂』(福山市松永町)

暇な休日。
「尾道でラーメン食べようか。」
と、ドライブに。

「ラーメンより 和食が良いな。」
と、松永の『すだちや 松永店』へ。

松永町は、尾道市の隣。
福山市に入ります。
"下駄の町まつなが"と言われ、下駄作りが盛んです。

福山市の隣は、もう岡山県。
倉敷も近いです。
尾道の人は、福山にお買い物に行くみたいです。

広島からは、東に向かって、
三原、尾道、福山、倉敷の順です。
(雑な地理ですみません。)

あ、ランチタイムが終わってる。
準備中だ。

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では、お隣の『味八食堂』へ。

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尾道ラーメンもあるけれど、ひときわ目をひく
赤いスープ。
ピリ辛!味八スタミナバージョン。

辛さも希望で1-5。

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きた!


私は、辛さ1。
黒く焦がした焼き唐辛子が1本入り。

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麺は平打ち


見た目と違って、キツい辛味はなく、
辛さのなかに甘味がある。
モヤシの甘さかな?
美味しいです。

主人は、辛さ2。
唐辛子は、2本入り。
温泉卵丼を付けました。


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これは、こうやって食べるそうです。

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そう。最後にスープをご飯にかける!
男心をわしづかみです。

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ランチタイムに間に合ってよかった‼

お店にあったラーメンの本にも、
こちらが掲載されていた。

パラパラめくって見たけれど、
ラーメンて、お店によってすごく違うのね。

研究したくなる気持ちも分かります。



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by Taseirap | 2017-07-03 07:30 | Hiroshima | Comments(0)

『小魚阿も珍』

広島県の福山市。
というと、最も岡山県寄りの街です。

福山市鞆町に、鞆の浦という観光地があります。
かつて坂本龍馬も滞在した汐待の湊。

室町時代から江戸時代にかけて、
将軍が代わる度にやって来ていた朝鮮通信使の宿泊地のひとつ。

ここに『阿藻珍味』という海産物のメーカーがあります。
小学校の社会科見学で行った息子が、
"手にぎりちくわ"
を作らせて頂きました。
焼きたてちくわの美味しさに驚愕して帰りました。

ほかにも何か見たでしょうに。

『鯛匠の郷(たいしょうのさと)』で、今も体験できるそうです。



さて、こちらは和食レストラン。
http://www.amochinmi.com/amochin/lunch.htm

お昼のランチが、リーズナブル。

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家族は、タコ釜めしを頼みました。

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三原、尾道はタコ漁が盛んです


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名物 ちーいか天ぷら


最近、スルメイカが捕れないそうですね。
心配だわ。

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☆『鞆の浦 鯛匠の郷
広島県福山市鞆町後地1567-1
084(982)3333
10:00-17:00
(土)、(日)、(祝)開館
入場無料

☆『瀬戸の馳走 こざかな 阿も珍』
福山市松永町6-1-20
(火)はお休み

他に、川口店、駅家店、神辺店、さんすて福山店。

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by Taseirap | 2017-03-30 07:30 | Hiroshima | Comments(0)

メキシコと日本の暮らし


by Taseirap
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